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スタッフブログ

「100,000年後の安全」を観て

「100,000年後の安全」を観て

話題の作品なのでご存知の方も多いと思いますが、社会派ドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」のDVDが年末に発売されたので、早速レンタルして観てみました。

この映画は、フィンランドのオルキルオトという処に造られているオンカロ(フィンランド語で「隠れた場所」)という放射性廃棄物の永久地層処分場について取材したものです。  

放射性廃棄物は10万年後になるまで安全にはならないそうです。そこでフィンランドでは18億年間変動が無いといわれている地下に、深さ400メートル以上、総延長4キロ以上の穴を掘って、そこに放射性廃棄物を埋め、その後密閉するということにしたらしいです。

しかし、1万年以上前の建物は地上の何処にも存在しないのに、果たして10万年も存在する永久処分場が出来るのでしょうか?また、10万年前の人類(例えばネアンデルタール人)と意思疎通をすることが出来ない現在の人類が、10万年後の人類に「ここは危険な場所だから近づいてはならない」ということを伝える事が出来るのでしょうか?

映画では、このオンカロの建設現場での映像と、その建設に関わった人たちのインタビューで進められていきます。インタビューでは、ほとんど全員の人たちが「10万年もの間、誰も掘り起こさないことを願う」と言い、あくまでもこれは「不確実性の下での決定」でしかないと訴えています。

「事なかれ主義」の日本人ですが、東日本大震災もあり、そろそろ真剣にこのことについて考えるべき時が来たような気がしました。(職員T)

2012年1月10日


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